いい嫁をやめるまで

10年かけて同居解消、そしてほぼ疎遠状態になるまでの記憶と記録

結婚式準備~プロローグ~

籍をいれて同居してから半年後に結婚式をすることになっていた。


こちらに来るまで私は仕事をしていたし、距離があったので、仕事を辞めて一緒に住み始めてからゆっくり結婚式の準備をすれば良いかと思っていた。


初めましてのご挨拶の前にも、そのように考えている事は伝えており、両家からは了解を得ていた。


義実家での挨拶の際、地元の結婚式場の互助会に入っているので、良かったらそれを使って欲しいと言われた。


それならば、と、最初に2泊した時に(現)旦那と、その結婚式場の見学をしに行くことにした。


30~40人、基本、両家の親戚のみと考えていた私たちにピッタリの雰囲気の良い小規模な会場もあり、互助会も使える、何よりも県内の結婚式場を1から探してあちこち見学していたらきっと迷うだろうし、目も肥えてきて決められなくなってしまうだろう。2人ともそういう事に労力を使うのが嫌なタイプだし、そこまでこだわりがある訳でもないので、決められた中で出来る事、したい事をすればいいね、とあっさりその結婚式場に決めてしまった。


その結婚式場、特に私たちが披露宴を行うであろう部屋が、こじんまりしている割には雰囲気も良く、2人ともすっかり気に入ってしまい、最終的には自分達の意思として決めた、と思っている。


仮予約という形ではあったけど、日程も決めてきた。(良い日取りは早い者勝ちなため、とりあえず”押さえ”の意味も含めて。)


実際に色々と準備するのは、こちらに来てからになるわけなんだけど、この準備段階でも姑との意見の食い違いが多々あり、最後にはもう結婚式はなしでいい!!と思ってしまうことになる。


それもまたおいおい。

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