いい嫁をやめるまで

10年かけて同居解消、そしてほぼ疎遠状態になるまでの記憶と記録

小姑(義姉)に寝室を開けられる事件

初めての義実家への挨拶から約一か月、義父がくも膜下出血で突然死をとげる。
このことにより、当初同居の予定はなかったのに、必然的に同居が決まってしまうわけで、ここから私の同居生活での暗黒時代が始まるんだけど…とりあえず、その件はもうちょっと後で詳しく書くとして、今回はまだ会って2度目の小姑(義姉)にビックリした事件を2連発。


義父の急死の仕事中旦那から聞き、急遽会社を早退し飛び込みで飛行機に乗り、義実家へと向かう私。当時はLCCなんてないからANAだかJALだか、とにかく空席のある便を通常価格で購入。片道4万弱したんじゃないかな。取るものも取らず状態で義実家に到着。玄関先まで出てきてくれた姑(義母)と小姑(義姉)。なんと言葉をかけたら良いのかわからず、つい
「突然の事でビックリしました。」
と言うと、義姉がちょっとムッとした感じで
「ビックリしたのはこっちだよ。」
と…。


え?


あ、そうですね。その通りですよね?私の葉の選び方がまずかったです、すみません…。ん?そうなの?私がいけなかった???どう声をかけるのが正解だったの???10年以上経った今でもちょいとモヤモヤするひと言がコレだったりします。「わざわざ遠いところありがとう。」とかじゃないんだ。


なんやかんや、あちこちから親戚等が集まり始め夜になり、寝ることに。もうてんやわんだったし、「おかまいなく」状態で、とりあえず私は旦那の部屋のベッドの横に布団を敷かせてもらい寝ることに。この時は一応既に「婚約状態」ではあったからね。でも、旦那だって突然父親を亡くしているわけで憔悴しきっている上に「喪主」させられてもうもうそれどころではない状態。ただ、本当に辛そうだったので落ち着くまで旦那のベッドに入って手をつなぎ、抱き合ってはいた。


翌朝。そろそろ起きて手伝わないとな、と思っていた時、小姑が2階にトントントンと上がってきた。
コンコンコン
とノックの後、間髪いれずにドアを開け
「起きて!」
と。


え?え?


いやいや、すでに私はベッドの横に敷いた布団の中だったし、いいんだけど…。旦那だってほとんど眠れずだったから、すぐ起きたし。てか、ドア開けるか?ノックして外から声かけるので十分じゃない?弟夫婦(いや、まだ結婚してないけど)の寝室のドア、開ける?


しばらく私は今起きていることが理解できずに茫然としてましたわ。


未来の嫁としてもっと早く起きて手伝うべきだったんですよね、これはきっと。起こされてんじゃね~よって事なんですよね、これは・・・すみません。


でも…本当に自分の中では「婚約中の二人の寝室をノックをしたとは言えバンっと開ける行為」はありえなくて。


2回目に会った時にこの2度の衝撃。


これはもう、先々ヤバい事確定だね。なんせこの人と同居するんだからさ。

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